(Linux) AzDrawing

概要
線画などを描画するのに適した、8bit データのペイントソフトです。
レイヤのイメージには RGB の色情報がなく、アルファ値のデータしかありません。

  • XInput2 を使うことで、筆圧に対応しています。
  • 各レイヤは 8bit データなので、濃淡のデータしかありませんが、その分メモリの負担が少なくなっています。
  • 各レイヤごとに線の色を指定することができるので、下書きは別の色にしたりといった、簡単な色分けをすることができます。
  • ブラシ設定は細かくカスタマイズが可能。
  • 図形塗りつぶしやグラデーションなど、基本的な描画機能が付いています。
  • 定規機能、テクスチャ、直線/ベジェ曲線の入り抜き設定、フィルタなど、便利な機能があります。
  • テキスト描画も可能で、日本語の縦書きも描画できます。
  • BMP/PNG/JPEG/GIF/PSD の読み込み、BMP/PNG/JPEG/PSD の書き込みが行えます。

Windows 版との違い
  • ブラシリストがツリーになった。
  • 簡易アニメーション機能を削除した。
  • 手ぶれ補正が強めに掛かるようになった。
  • Ctrl/Shift などのショートカットキー操作が異なる。

>> ScreenShot
ソースコード
>> azdrawing-1.5.tar.bz2

言語: C++
License: GPL v3
動作環境: Linux (X11)

※開発終了しています。
コンパイル
C++ コンパイラ、make、各ライブラリの開発用ファイルが必要です。

必要なライブラリ:
libX11 libXext libXft2 libXi libjpeg

Debian/Ubuntu package:
g++ make libx11-dev libxext-dev libxft-dev libxi-dev libjpeg-dev

$ tar xf azdrawing-1.5.tar.bz2
$ cd azdrawing-1.5
$ make
$ sudo make install

デフォルトで /usr/local にインストールされます。

インストール後、アプリケーションメニューの「グラフィックス」カテゴリー内にショートカットが作成されるので、そこから実行するか、azdrawing コマンドで起動できます。